EVスタートアップがクルマを作る方法
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新興メーカーが完成車メーカーになるのは容易ではないです。クルマを作って売るという事は金銭的にも工学的にも安全基準上にもかなり高いハードルがあるからです。しかし米中を中心に何百ものスタートアップがEVを作り上げようとして実際に幾つかの会社が成功しています。この記事のなかで実際にTelsaとNIOがどのようにEVを作っていったのか紹介します。
Tesla
Teslaは現在の時価総額はおよそ100兆円、さらに年間100万台程度のEVを作っています。これはどのような道筋だったのでしょうか?
要するにマスタープランは スポーツカーを作る そのお金で手頃な車を作る そのお金で、さらに手ごろな価格の車をつくる。 So, in short, the master plan is:Build sports car Use that money to build an affordable car Use that money to build an even more affordable car
当時のイーロンマスクが書いたブログ記事を読むと、Teslaの歴史は3つのフェーズがあると彼は考えていたようです。第一段階のスポーツカーTesla Roadsterの歴史を読み解いていくと、驚くべき事にこのスポーツカーのはロータスのエリーゼをベースにした改造車であることがわかります。
しかしクルマの歴史を紐解けば改造車の存在はそれほど驚くべきことではないです。改造車やカスタムカーは大小さまざまな企業が現在も生産しています。もっとも有名な例はBRABUSや光岡といった例が上がると思います。
もちろん、Teslaはクルマの
NIO
我々は2022年中に改造車を作って売る計画をしています。創業して一年程度のこの会社にとっては改造車を売る事でさえかなり荷が重いことです。しかし要はこういう事です。「売らないと売れない、だから売る」です。
いずれにせよ、国家の支援
日本の高い車両生産能力を背景