完全自動運転EVの量産を目指すTuring

 
Turingは『We Overtake Tesla』をミッションとして、2030年に完全自動運転EVを10,000台量産し、完成車メーカーになります。完全自動運転EVは地球環境に優しくすべての人の生活を劇的に向上させるプロダクトであり、その実現は文明と人類にとって大切な進歩です。
 

創業者からのメッセージ

「Teslaを超える完成車メーカーを作る」

「将棋名人に勝つプログラムを作る」という挑戦を15年前に始めました。当時の自分のチカラを考えればそれは勘違いでした。しかし10年かけて最終的に達成できました。
人生をかけた次の課題を「Teslaを超える自動車メーカーを作る」に決めました。ハードウェアとソフトウェアが仲良くなればもっと良い車を日本から作れます。このステキな勘違いを仲間と共に現実に変えていきます。
 
Turing 共同創業者 CEO 山本一成 名人を倒した将棋プログラムPonanzaの作者

「完全自動運転EVは技術の総合格闘技。歴史に残る会社を創り上げる」

30代までの人生の多くの時間を自動運転と学術研究に捧げてきました。日本に帰って考えた問いは「後世に誇れる仕事はなにか」でした。そして完全自動運転EVの量産車メーカーを山本さんと創り上げようと決心しました。
アメリカや中国から数々の自動車メーカーが生まれ大きく育っています。彼らにできるなら、我々にもできるはず。私たちと一緒にエンジニアリングの歴史に残る挑戦をしましょう。
Turing 共同創業者 CTO 青木俊介 国立情報学研究所 青木研究室PI カーネギーメロン大学 Ph.D.
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Turingの戦略

なぜソフトウェア開発だけでなくEV生産まで狙うのか

自動車産業の経済規模は世界で年間300兆円、国内で50兆円クラスで、多くの工業国で基幹産業となっています。そして現在、米中には何百もEV・自動運転スタートアップがあり、Teslaも含めすでに大きな成功を収めている企業もあります。EV化と自動運転、この自動車業界の激変時代に日本からまっすぐこの領域にチャレンジするスタートアップが必要と考えTuringを創業しました。
完全自動運転EVは表面上は車の形をしていますが、従来のものとは全く異なる商品になると我々は考えています。それはスマホとガラケーの関係を想起させます。次世代に製品を作るために我々はソフトウェア開発だけにこだわらずEV生産までも会社のゴールにおいています。

大規模基盤モデルがなぜ完全自動運転に必要なのか?

2023年に生成AIやChat GPTに代表されるLLM(大規模言語モデル)の出現は私達に衝撃を与えました。これは表面的にはお絵描きやチャットボットという印象を持つかもしれません。しかしこれらのAIの本質は世界を認知・理解している点です
Turingの自動運転アプローチはカメラ方式で、運転の判断機構を重視しています。人間の運転学習と同様のアプローチでAIを開発することが完全自動運転の実現に繋がると考えています。大規模基盤モデルが現実世界を理解し、制御できるようになることで、レベル5の自動運転が実現するでしょう。

完全自動運転EVはいつ実現可能なのか

2030年には十分に可能だと考えています。
完全自動運転には人間と同程度の認識・判断能力が必要です。完全自動運転を実現するためには大規模なディープラーニングモデルを作る必要があると考えています。またモデル構築のために大量の走行データを取得・管理・運用していく必要があると考えています。
すでに相当量の走行データベースを構築していますが、今後も指数的に伸ばしていく予定です。今後はTuringが販売した車からも走行データを獲得できる仕組みを作っていきます。
AIの能力は指数的に向上し続けており、悲観的に見積もっても2030年には完全自動運転は十分に実現可能だろうと我々は考えています。これはちょうどTuringの生産能力が年間10,000台を達成するタイミングであり、EV作りとAI技術の両面でTuringを成長させていきます。

Turingの今後の予定

2030年: 完全自動運転EVの10,000台生産、上場
2027年: 完全自動運転EVの量産スタート
2025年: 工場設立、100台納車完了
2023年: 100台生産に向けた自社工場設立、東京オフィス開設

プレスリリース・メディア掲載実績

Turing株式会社は、CEO山本一成とCOO田中大介の2名とエンジェル投資家5名より合計5.2億円の資金調達を実施しました。今回の資金調達により、シードラウンドで調達した10億円と合わせて、チューリングの累計調達額は15.2億円となりました。
 

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