完全自動運転EVの量産を目指すTuring
We Overtake Tesla
Turingは『We Overtake Tesla』をミッションとして、完全自動運転EVの量産メーカーを目指します。完全自動運転EVは地球環境に優しくすべての人の生活を劇的に向上させるプロダクトです。その実現は文明と人類にとって大切な進歩です。
マイルストーン
2023年3月 | AIデザインの「完全自動運転EV」コンセプトカーを発表 |
2023年2月 | 車両生産拠点「Turing Kashiwa Nova Factory」新設 |
2023年2月 | THE FIRST TURING CARを販売完了 |
2022年11月 | 500時間分の走行データ基盤を作成完了 |
2022年10月 | AI自動運転走行による公的機関の許可の元での国内初の北海道一周 |
2022年8月 | AI自動運転走行による千葉県柏市での認可・公道走行実施 |
2022年7月 | 初の資金調達、10億円 |
2021年12月 | ウェブカメラだけで動くAIベース自動運転のPoCを開発 |
2021年8月 | 創業 |
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創業者からのメッセージ
「Teslaを超える完成車メーカーを作る」
「将棋名人に勝つプログラムを作る」という挑戦を15年前に始めました。当時の自分のチカラを考えればそれは勘違いでした。しかし10年かけて最終的に達成できました。
人生をかけた次の課題を「Teslaを超える自動車メーカーを作る」に決めました。ハードウェアとソフトウェアが仲良くなればもっと良い車を日本から作れます。このステキな勘違いを仲間と共に現実に変えていきます。
「完全自動運転EVは技術の総合格闘技。歴史に残る会社を創り上げる」
30代までの人生の多くの時間を自動運転と学術研究に捧げてきました。日本に帰って考えた問いは「後世に誇れる仕事はなにか」でした。そして完全自動運転EVの量産車メーカーを山本さんと創り上げようと決心しました。
アメリカや中国から数々の自動車メーカーが生まれ大きく育っています。彼らにできるなら、我々にもできるはず。私たちと一緒にエンジニアリングの歴史に残る挑戦をしましょう。
Turing 共同創業者 CTO 青木俊介
国立情報学研究所 青木研究室PI
カーネギーメロン大学 Ph.D.
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TuringのAI
完全自動運転への最短ルートを走る
昨今では、アシスト機能のある自動車が広く普及し、限定区間領域での自動運転を想定した法整備も着々と進められています。しかし地域や環境によらず運転操作の全部を代替する「完全な」自動運転の実現には、全く新しいイノベーションが必要と考えています。
私たちは、「完全自動運転を実現するために乗り越えるべき課題は何か?」という問いを羅針盤にして、未来への最短距離を進んでいきます。
目はある、あとは頭がかしこければいい。
従来の自動運転技術は、多様なセンサーやダイナミックマップ等を用いて周辺情報をクルマにインプットすることで精度を高めてきました。
しかし、人間が、複雑な運転状況に対応できるのは目がいいからではありません。目から入ってきた情報を優れた脳で判断しているからです。私たちはそれを自動運転でも再現しようと、カメラから得た情報をもとにAIが判断を行いハンドルを操作する。これがTuringのアプローチです。
車からすべてへ、汎用人工知能
このような高度な判断を司るAIは、この現実世界をとても深く理解している必要があります。文字どおりの完全自動運転に対応可能なAIが実現すれば、それは自動運転という文脈に留まらず技術的特異点に近い領域に到達するでしょう。
世界が待望する汎用人工知能、私たちが実現します。
Turingの三つの優位性
強力なソフトウェア文化
最初のTuringの優位性はソフトウェア文化が強みになっている車会社という点です。創業者を含め国内最高レベルのソフトウェアエンジニアが集まっています。車作りの文化とソフトウェアの文化を融合させることができれば、日本からもっと良い車を作り出せると確信しています。
ベンチャーファイナンス
次の優位性はベンチャーファイナンスの成功です。投資家から資金を集め急成長するベンチャーファイナンスはアメリカで発明され、近年極めて多数の有力で巨大な企業が生まれました。Teslaもこのうちの一つです。Turingは創業10ヶ月で10億円調達という非常に良い速度感で成長しています。今後も資金調達を加速させていきます。
エンジニア採用の強さ
最後の優位性はマクロ視点での話です。アメリカと中国で現在何百ものEV・自動運転スタートアップがある一方、日本でこの分野のスタートアップは数えるほどしかありません。しかしこれはTuringの視点に立てば非常にポジティブです。米中に比べて優秀なエンジニア人材を集中させることが可能です。
Turingの戦略
なぜソフトウェア開発だけでなくEV生産まで狙うのか
自動車産業の経済規模は世界で年間300兆円、国内で50兆円クラスで、多くの工業国で基幹産業となっています。そして現在、米中には何百もEV・自動運転スタートアップがあり、Teslaも含めすでに大きな成功を収めている企業もあります。EV化と自動運転、この自動車業界の激変時代に日本からまっすぐこの領域にチャレンジするスタートアップが必要と考えTuringを創業しました。
完全自動運転EVは表面上は車の形をしていますが、従来のものとは全く異なる商品になると我々は考えています。それはスマホとガラケーの関係を想起させます。Turingはハードウェアとソフトウェアの垣根を超えた最高のプロダクトの量産を狙う企業なのです。
完全自動運転EVはいつ実現可能なのか
2030年には十分に可能だと考えています。
完全自動運転には人間と同程度の認識・判断能力が必要です。完全自動運転を実現するためには大規模なディープラーニングモデルを作る必要があると考えています。またモデル構築のために大量の走行データを取得・管理・運用していく必要があると考えています。
すでに相当量の走行データベースを構築していますが、今後も指数的に伸ばしていく予定です。今後はTuringが販売した車からも走行データを獲得できる仕組みを作っていきます。
AIの能力は指数的に向上し続けており、悲観的に見積もっても2030年には完全自動運転は十分に実現可能だろうと我々は考えています。これはちょうどTuringの生産能力が年間10,000台を達成するタイミングであり、EV作りとAI技術の両面でTuringを成長させていきます。
Turingの今後のスケジュール
2030年 | 完全自動運転EVの10,000台生産達成、上場 |
2027年 | 10,000台規模のライン工場の制作着手 |
2025年 | 100台程度のパイロット生産開始 |
2023年 | 100台規模の小規模生産工場完成、10,000時間の走行データ取得 |
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